フルーツかめン

　様々なフルーツの木が生息するフルーツの森。 この森のフルーツは、フルーツの森の精霊が、食べ物に困った虫や動物達に平等に分け与えていた。しかし、カラスのガアガが、自分のものだけにしようと、フルーツの森を食べ荒らし始めた。いくつものフルーツの木が枯れ始めた頃、なんとかしなければいけないと、フルーツの森の精霊が生み出したのが『フルーツかめン』。

フルーツの森の精霊は、それぞれに『おまじない』の力を授けたのだ。 反省したものや、困っている動物などが、ほんの少しのハッピーをもらえたら、繰り返し同じことにならないだろうと考え、そして、彼らのおまじないで、ハッピーになる者が多くなれば、フルーツの森の安泰にも繋がるだろうと考えたのだ。

ガアガのせいで乱暴者の虫や動物達がフルーツの森を襲ってくるようになるのだが、それぞれ能力が異なったフルーツかめンは協力しながら、敵と戦い追い払うのである。